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公正証書遺言 遺言

公正証書遺言の証人になれない人

自分たちで公正証書遺言の手続きをしたいんだけど、証人になる事ができない人っているの? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、公正証書遺言作成において重要な「証人になれない人」や「証人の立会いについての判例」を見て行きたいと思います。通常はあり得ませんが、不適格な証人が立ち会った公正証書遺言は無効となります。 証人になれない人 公正証書遺言の証人については民法974条に記載があります。遺言の内容に利害関係を有していて、遺言者に不当な影響を与える恐れがある者は証人 ...

公正証書遺言 遺言

公正証書遺言の口授の判例

公正証書遺言を作りたいんだけど注意点ってある? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような質問にお答えするため、公正証書遺言作成において重要となる口授(くじゅ)の判例について書いて行きたいと思います。遺言者の口授は公証人に対してなされなければならず誘導や強制による場合は否定されることになります。 口授とは 公正証書遺言では、遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授(くじゅ)し、公証人がこれを筆記して遺言者及び証人に読み聞かせ、又は閲覧させ、遺言者及び証人が筆記の正確なことを承認した後、各自署名・ ...

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遺言執行者について

遺言執行者ってどういったことをするの?遺言執行って何? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような質問にお答えするため、公正証書遺言や自筆証書遺言に記載する遺言執行者について書いて行きたいと思います。 遺言執行者は未成年者や破産者はなることができませんが、それ以外であれば誰でもなることができます。 遺言執行者 遺言執行者とは遺言者に代わって遺言内容を実現する者の事です。遺言執行者は遺言を執行する者であり、遺言の執行とは遺言の内容を実現し、遺言に基づく権利の移転の実現とそれに関連して必要と ...

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聴覚・言語障害者の公正証書遺言

聴覚障害があるんだけど遺言って残せるの?通常に比べ何か難しい手続きがあるのかなぁ? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、聴覚・言語障害者の公正証書遺言作成について書いて行きたいと思います。 自筆証書遺言の場合、聴覚、言語障害者は遺言作成をすることができませんが公正証書での遺言ならば作成することができます。 聴覚、言語障害者の公正証書遺言 従来は公正証書遺言作成に際して口授、読み聞かせが必要なため聴覚、言語障害者については公正証書遺言を作成できないとされていま ...

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遺言は何度でも書き直しできる!?遺言の撤回とは

遺言を書き直したいんだけどどうすればいいだろう?遺言って書き直すことはできるの? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、遺言の撤回について書いて行きたいと思います。遺言は撤回することができるため、何度でも遺言者の意思によって書き直すことが可能です。 遺言の撤回については関連記事「遺言を残したら財産が使えなくなる!?」でも作成させて頂いておりますので合わせて参考にして頂けると幸いです。 遺言の撤回とは 遺言者は遺言の方式に従っていつでも自由に遺言を撤回することが ...

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遺贈と遺言

遺贈って言葉を聞いた事があるけどどういう意味?遺言と遺贈はどういう関係? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため遺贈や遺贈と遺言の関係について記載して行きたいと思います。 遺贈とは 遺贈とは被相続人が遺言によって、無償で自己の財産を他人に与える処分行為の事です。遺贈は相手方に無い単独行為であり、かつ死後行為となっています。 遺贈の種類 遺贈には特定遺贈と包括遺贈とがあります。特定遺贈とは受遺者に与えられる目的物や財産上の利益が特定された遺贈であり、包括遺贈は遺産 ...

自筆証書遺言 遺言

自筆証書遺言で必要な検認と必要書類

父の自筆証書遺言が見つかったんだけど、どうすればいいのだろう?検認って何? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような質問にお答えするため、遺言書の検認に必要な書類について書いて行きたいと思います。 公正証書遺言の場合は検認作業は必要ありませんが自筆証書遺言の場合、検認の作業が必要となります。 検認に必要な書類 自筆証書遺言、秘密証書遺言では遺言書が発見された後、裁判所で検認の手続きをとらなくてはなりません。 検認とは相続人に対し遺言の存在および内容を知らせるとともに、遺言書の形状、加除 ...

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遺言が無効になる!?遺言能力(遺言内容と作成経緯)と判例

遺言が無効になる事があるって聞いたけど本当?どうすれば有効な遺言を作れるの? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、遺言能力(遺言内容と遺言書の作成経緯)について書いて行きたいと思います。 遺言内容と遺言書の作成経緯は遺言能力の判断材料としても重要です。公正証書遺言や自筆証書遺言を自身で作成する場合には参考にすると良いでしょう! 遺言能力とは 遺言者が有効な遺言をするには、遺言の際に意思能力(遺言内容及びその法律効果を理解判断するのに必要な能力)を備えている事 ...

自筆証書遺言 遺言

自筆証書遺言の自書と日付の判例

自筆証書遺言を書こうと思うんだけど注意点を教えて欲しいな! こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、自筆証書遺言の作成方法(自書と日付)について書いて行きたいと思います。自筆証書遺言は作成方法が法律によって定められており、厳格な手続きが必要です。 自筆証書遺言の作成方法 自筆証書遺言は遺言者がその全文、日付及び氏名を自書し、これに押印する事によって成立します。 このたった一条の条文の中で全文、日付、氏名、自書、押印についてこれまで様々な裁判が行われおり判例の蓄積 ...

自筆証書遺言

遺言作成の流れと公証役場での流れ

遺言を作成しようと思うんだけど、どういった流れで遺言を作成するんだろう? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、士業(弁護士、行政書士、司法書士など)が行う自筆証書遺言や公正証書遺言等の作成の流れについて書いて行きたいと思います。 遺言書作成の流れ 士業が遺言書作成を依頼された場合、一般的に下記のような流れで作成を行います。 遺言作成の流れ どのような内容の遺言を希望しているのか、具体的に自己の遺産を誰にどのように分けたいのかを伺いします。その後、どのような方 ...

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遺言を残したら財産が使えなくなる!?

遺言を残したら遺言に記載した財産を使うことはできなくなるの? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、遺言について詳しく解説していきたいと思います。 推定相続人の数が多いケースや遺産が多いケースでは遺言を残すことで遺産相続の手続きをスムーズに進めることができます。 遺言を残したら財産が使えなくなる!? これから遺言を作成しようと言う方の中には少なからず「遺言を残したら財産が使えなくなる?」と思い込んでいる方がいらっしゃいます。しかし、遺言を残したからといって遺言 ...

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「相続させる」と「遺贈する」の違い

遺言ってどうやって書けばいいのかなぁ?相続人以外に不動産をあげたいんだけど、どう書けばいいんだろう? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、遺言書作成で良く質問がある「相続させる」と「遺贈する」の文言の使い方について書いて行きたいと思います。 「相続させる」と「遺贈する」 遺言者が遺言書を作成するにあたって、原則として特定の財産を特定の相続人に承継させる場合は相続させるの文言を使います。 相続人以外の第三者(例えば愛人やお世話になった友人や孫)に承継させる場合 ...

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逆縁と遺言

娘に全財産を相続させる、という遺言を残したけど、万が一娘が私より先に亡くなった場合はどうなるんだろう? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような疑問にお答えするため、遺言の逆縁(予備的遺言)について解説して行きたいと思います。 逆縁対策とは 逆縁とは遺言書に記した推定相続人が遺言作成者より先に死亡した時など、年長である親が若年である子に先んじて死ぬ事を指します。 相続の実務では逆縁が発生し、遺言書に記載した推定相続人が既に死亡していた場合、遺言の効力としての代襲相続は発生しません。 逆 ...

公正証書遺言 自筆証書遺言

公正証書遺言の保存と検索

こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は公正証書遺言の保存と検索について書いて行きたいと思います。公正証書遺言は自筆証書遺言と異なり自分で保存する必要がありません。また、平成元年以降の遺言は遺言の有無の検索をすることができます。 公正証書遺言の保存と保管 公正証書遺言が自筆証書遺言と異なる点の1つとして公証役場に保存される点が上げられます。公正証書遺言を作成後、原本は公証役場に保存され、正本と謄本が交付されます。 原本の保存期間は通常20年ですが遺言の場合は遺言者が亡くなるまで保存されます。正本と ...

公正証書遺言

山梨県で公正証書遺言を作成する場合の手順

公正証書遺言を作成したいんだけど、どういった手順で作成するのだろう? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は公正証書遺言について書いて行きたいと思います。公正証書遺言は検認などの手続きが必要ないと共に無効になる確率が低いため、自筆証書遺言よりもオススメです。 公正証書遺言の作成手順 公正証書遺言の作成手順としては、遺言者が公証人の前で遺言の内容を口授し、公証人がその内容を文章にまとめ作成します。公正証書遺言については民法969条に根拠条文があり、下記のようになています。 民法969条 公正証書に ...

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