こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような疑問にお答えするため、相続による所有権移転登記について専門家に任せた方が良い難易度の高い物について紹介して行きたいと思います。
相続では通常「相続人の特定→遺産の特定→遺産分割協議→相続登記」という順で進みます。通常の相続登記はそれほど難しくないため自分で行うこともできますが、相続登記を行うまでの過程でトラブルが発生していると難易度がグッと高まります。
相続人が協力しない場合
相続人が協力しない場合、相続手続きはカナリ難しくなります。相続登記においても原則として相続人全員の協力が必要です。例えば、養子縁組などの関係で相続人のうち数名が相続放棄を行う必要があるケースはかなり揉めます。
この時の登記申請には相続放棄申述受理証明書の添付が必要ですが基本的には本人しか取得する事ができないため実質上登記が行えなくなってしまいます。相続人が協力しない場合は行政書士や司法書士、税理士ではなく弁護士さんにお願いした方が良いでしょう!
兄弟姉妹が相続人の場合
兄弟姉妹の相続については「兄弟姉妹の相続と遺産分割協議」でも書いています。兄弟姉妹の相続は取得する戸籍謄本等の数が膨大になり手続きが煩雑になるため慣れている専門家を利用した方が良いです。
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兄弟姉妹の相続と遺産分割協議
兄弟が無くなって相続が発生したんだけどどうすればいいのかなぁ?手続きは大変なのかなぁ? こんにちは山梨県相続遺言相談センターです。今回は上記のような疑問にお答えするため専門家へ任せた方が良い相続案件と ...
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未成年者や認知症の者がいる場合
最近良くあるのが認知症の者が相続人にいるケースです。この場合、別途成年後見人等の専任が必要になる可能性があるため手続きが煩雑になります。こういった場合、やはり専門家に任せた方が良いでしょう!
山梨県の相続の豆知識
山梨県の相続ではお子さんが相続人の場合でも大阪や名古屋、東京、九州等の都市で生活を行っており、相続人が日本全国に散らばっている場合があります。こういったケースでは戸籍謄本等の取得に時間がかかります。
また、山梨の方が被相続人として亡くなったが相続人は全て他の都道府県に住んでいるようなケースも同様に多くあります。
このようなケースでは関係書類の収集にカナリの時間がかかってしまうためやはり専門家を利用した方が良いでしょう!今回の記事が相続遺言手続きの参考になりましたら幸いです。